〜CD−Rはどうして生まれ、何を変えたか〜 2004年12月16日(木)
太陽誘電株式会社総合研究所
 主席研究員 浜田 恵美子 先生
群馬県立高崎女子高等学校

講義風景
〜講義の概要〜
 講師の浜田先生より「CD−Rはどうして生まれ、何を変えたか」というテーマで講義をしていただいた。
1.
メモリー(記録媒体)について、どう変遷してきたか。いつからCDやDVDが使われるようになったか。今後どうなっていくのか。
2.
CD−Rの開発にあたって、既存のCD規格に合わせるというコンセプトがユーザーの利便性を高め、その後の普及に繋がった。また、いろいろな情報をデジタル化して記録することにより、コンピューターによる利用が可能となり、さらにその後の普及拡大に繋がった。
3.
商品開発において、メーカーはユーザーの求めるものをどう取り込むかが重要である。その際、自分自身もユーザーであるという視点とともに、高校で学んできたいろいろな知識が非常に役立っている。
 講義の中でCDの記録方法について、生徒は物理の授業で学んだ光の干渉作用とその応用例として、理解を深めることができた。また、CD−Rの記録の原理と最新のDVDなどについても、実物を紹介しながらわかりやすく説明していただいた。

〜生徒の感想〜
今日の講義を聞いて、メモリーには思っていた以上の数があって、十数年の間に本当にたくさんのものが開発されたことがわかった。また、それら1つ1つは、とても似ているように思うが、ミクロの世界で見てみると、それぞれに使いやすくなるための違いがあることに驚かされた。また商品は、消費者が使いやすく、喜ばれるものを開発するのが大切であることを強く感じた。CD−Rのように、世界中で使われるような大発明をするには、いろいろな分野のことを学び、それぞれの長所を取り入れることが重要だ。1つの分野にとらわれずに、幅広い分野に興味を持って、頭を柔軟にし、物をつくり上げていけるような人になりたいと思った。
社会で働くためには、様々な知識が必要なんだと改めて感じました。レコードからCDに世代交代したのと同じように、これからまたCDからHDDなどに変わるというのは、とても不思議な気がします。それから、私たちがよく利用しているMDの使用国が、主に日本だというのにも、とても驚きました。また、レコードに取って代わったCDの人気の理由というのも、全て納得のいくものでした。CD編集のために大きな機材とテープを使っていたという昔のやり方は、今聞くと非常に驚きです。CDと同じサイズ、しかもCDプレーヤーで再生できる記録メディアを作り出すのには、とてつもない努力があったと思います。時代の最先端を生きている女性を間近で見ることができ、とても貴重な体験となりました。
講義風景
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