〜物理オープン・ラボ〜 2004年12月10日(土)
お茶の水女子大学理学部物理学科
群馬県立高崎女子高等学校

全体講義
全体講義
全体講義
全体講義
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オープンラボ
オープンラボ
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オープンラボ
オープンラボ
オープンラボ
全体講義(午前)
「宇宙物理学」 森川 雅博 教授
 星や銀河からの光(スペクトル、時間変動、周期性など)の情報を統合して、宇宙の構造等についての講義を頂いた。
「素粒子の世界を覗いてみよう」 菅本 晶夫 教授
 素粒子とは何か、素粒子を調べることで宇宙の始まりをどう理解することができるかについて講義を頂いた。
〜生徒の感想〜
最初に、宇宙の広がりを示す映像を見て、宇宙全体における地球の小ささを実感した。銀河系を越えて、更に広がる世界の細部を見ることができて、“こうなっていたんだ”と驚いた。また、講義中に出てきた、宇宙膨張が加速していること、そして宇宙空間で光っている物質は4%にすぎない、というお話は、大変興味深かった。宇宙膨張と温度などを関連させて考える素粒子についてのお話は、理解するのが難しかったが、まさしく物理のだいごみを教えていただいた気がする。宇宙に関する研究には、多岐に渡る分野があることを改めて実感した。内容は難しかったが、物理の奥深さを学んだ貴重な講義だった。
どちらの講義もとても興味深く、楽しいものだった。私は物理が苦手な方で、つい遠ざかってしまいがちだが、今回の講義はどちらも興味のある分野だったので、とても楽しめた。また、以前日本科学未来館などで得た知識がとても役に立ち、更に理解を深めることができてよかった。先生に質問したいことが、後から後から出てきたので、これからメールなどで質問したいと思う。
オープン・ラボ(午後)
「液体ビー玉で遊ぼう」 奥村 剛 教授
「結び目の数理物理入門」 出口 哲生 教授
「高圧力下の物質の変化」 浜谷 望 教授
「電子の波」 小林 功佳 教授
「物質と生物のはぎま。ソフトマターの世界」 今井 正幸 教授
「低温の世界」 古川 はづき 教授
「パーコレーション(つながりの科学)」 外舘 良衛 助教授
「素粒子の世界を覗いてみよう」 曹 基哲 助教授
 各研究室に分かれ、それぞれのテーマについて演示実験やコンピューターシミュレーション等を交えながら基礎から応用まで幅広く物理を学んだ。 生徒は、物理学の重要性や必要性についてあらためて認識し、理解を深めた。
〜生徒の感想〜
表面張力の話ということで、とても面白い実習でした。水をはじくということに、これほど物理的なことがなされているとは思っていませんでした。実験では、鉛筆の芯の粉と水などを使って、様々なことをしました。とても興味深く、物理の面白さに触れたような気がしました。
1本のひもを使って様々な形を作り、とても楽しかった。様々な形に変化し、立体的に考えながらひもを結んで行くのは、なかなか難しかったけれど、身近なもので物理的、数学的に学習することができたので、難しい定理などを飲み込むことができた。またひもで、色々な形を作ってみたい。
まさしくこの2時間は『百聞は一見にしかず』な、大変貴重な時間となった。作業は顕微鏡を使いながらの細かいもので、不器用な私は少し根気が必要だったが、準備から実際に自分達でして、観察するのはとても面白かった。加圧、減圧する時の速度が速く、所々ポイントとなる変化を見逃してしまったのが残念だったが、それでも3つのポイントを目で確認できたので良かった。室温25℃という環境下でも、圧力次第で氷を作り出すことが可能ということに驚いた。今回は時間の関係で、圧力の測定まで学べなかったことが少し残念だった。でも、またとない、とてもよい経験ができた。
前半の講義では、基本からしっかり教えていただいたので、とてもわかりやすかった。先生が、「チョークも波だ」とおっしゃったことが、とても印象的だった。こんなに少人数で講義を受けたのは初めてだったので、すごく緊張した。後半は、プログラミングをしたが、私はプログラムについてよくわかっていなかった。しかし、実際にやってみて、それぞれの式が色々な意味を持って、一つの計算に至っているというのが、おもしろいと思った。
高分子製品やコロイドは、化学の授業では扱いましたが、物理学でも研究しているとは予想していませんでした。実験の内容を完全に理解できたわけではありませんが、実際に実験器具に触って、様々な操作ができ、楽しめました。日本では滅多にない研究に触れる機会が持て、とても良かったと思います。帰宅して、今回の実験での計算を仕上げたいと思います。物理の意外な一面を垣間見られた1日となりました。ありがとうございました。
今回は、普段めったに体験することのできない、低温の世界の様々な現象を見たり、体験したりすることができ、とても充実した時間を過ごすことができた。今まであまり関心がなかった分野だったが、とても興味がわいて、低温の世界を魅力的に感じるようになった。先生は少し難しい内容も、丁寧にわかりやすく教えてくださったので、とても勉強になった。「超伝導」について聞いたことはあったが、今回を期に、正しい知識を身につけることができてよかった。私達の身の周りには、まだまだ不思議な現象が多くあるのだとわかり、今まで以上に物理に興味が持てるようになった。
講義を聞くまで、パーコレーションというものが何なのか、全くわからなかった。しかし、講義を聞き、実際にパソコンを使ってその現象を見たとき、すごく感動した。今回はパソコンで数値を入れたが、たった0.01の違いなのに大きな変化が出たので驚いた。今まで知らなかったことに挑むのは、とても楽しいことだと思った。
前半に聞いた素粒子の講義を、更に詳しくお話ししてくださいました。この分野は、本当に未知のものを探る研究なんだと、改めて感じました。新たに次元が増えるのではないかという説は、とても興味深く、また2007年から実験も行われるとのことなので、これから注目して行きたいと思いました。今回は素粒子のお話だったのですが、ニュートリノのことなど、もっと色々なことを教わりたいと思いました。

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