群馬県立高崎女子高等学校 全校講演会


 原子力を人類の未来に役立てる ―世界の動きに注目―

2006年6月12日
内閣府 原子力委員会 委員  町 末男  先生










■講演の概要
(1)
環境と共生するエネルギー
エネルギーと地球温暖化
・途上国の発展に不可欠なエネルギー
・16億人が電気を使えない(貧困の削減)
・原子力発電の役割
・国民・地域社会と原子力の共生


(2) 放射線の活用
・「がん」を切らずに治す
・環境に優しい農業(害虫駆除、耐病性新品種、バイオ肥料)
・高性能材料(耐熱電線)
・環境の浄化(排ガス、排水の浄化)


(3) 日本の発展に国際協調が必要
・IAEAから見た日本の貢献
・国際社会で活躍する人材を育てる

■生徒の感想
『ガイア理論』で有名なラブロック氏の「幻想的な新エネルギーを実験している時間はない」の言葉は印象的でした。我々のエネルギー問題は差し迫った状況であるのだと改めて感じました。今後、日本でも原子力をおおいに活用する必要があると思います。しかし、安全確保や住民との連携など、まだまだ課題がありそうです。

今回改めて貧困の差というのをグラフや数値からではあるが、感じることが出来た。貧困層16億人というのは想像を絶する数だった。綺麗な水が飲めない日々など考えたことがなかった。そんな貧困に苦しんでいる人々のために、日本はできる限り技術を伝えるべきだと思った。
日本には資源がほとんどない。エネルギー源の多くを外国に頼っている。その分日本は技術というものを外国に提供すべきだと思う。


貧困、テロ、環境問題、エネルギーが密接な関係にあることを知り驚きました。一つのものを見るにしても、いろいろな方面から見て調べていくことが必要なんだと思いました。

原子力や放射線などの言葉を聞くと、原爆や原子力発電所の事故などを思い出し、危ない感じがしていたけれど、現在では医療や食糧問題など、様々な面で広く活用されているとわかって、今までイメージが変わった。放射線は危害を加えるだけだと思っていたのに、それによって命を助けられるということに驚きました。

日本の女性研究者の割合が他の国と比べてかなり低いことにはショックだった。私にも研究者というと男性という固定観念のようなものがあったので、それをなくして、私も将来社会に貢献したいと思った。
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