〜自然界における対称性と最小作用の原理〜 2005年11月4日(金)
東北大学大学院理学研究科
 小谷 元子 教授
群馬県立高崎女子高等学校

講義風景
〜講義の概要〜
 近代科学の指導原理としてマクロな現象を記述してきた「最小作用の原理」、数学で対称性を表す言葉「群」についてについて解説をいただいた。
 講義の後半では、先生の研究課題である、ランダムな現象に現れる最小作用の原理の例をお話しいただいた。最後に、女性が研究者として生きていくための心構え等について語っていただいた。

〜生徒の感想〜
今まで、数学は物理のように自然界と関係するものだとは思っていなかった。しかし、数学によって証明できるものが自然界にはたくさんあることが、ニュートンやオイラーらによって証明されていたり、ギリシャ神話で数学が使われていたりと、古い歴史があることを知った。数学は理論ではあるものの、自分達が生きている世界に大きく関係していることがわかり、数学が今まで以上に面白いものに感じられた。また、数学は化学や物理に関わりがあり、科学を成り立たせるために数学は不可欠だと思った。
小谷先生に関する新聞記事を、以前拝見したことがあり、今回の講義に大変興味がありました。専門的な数学の講義ということで、難しいのではないかと思っていましたが、実際はすごくおもしろく、興味を持って聴くことができました。また、今回の講義の中で、数学の自然界での位置づけがわかり、感動しました。自然の単純さと、対称性や極小曲面の関係を知り、かつ極小曲面が、建築学に活かされていることがわかって、人間は自然に教えられる部分がまだまだあるなぁと思いました。シンプル・イズ・ザ・ベストの精神が自然の中に息づいており、それを数学的観点から眺めるのは、とてもおもしろかったです。
講義風景
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