〜花の進化がもたらした地球環境の変化〜 2005年9月9日(金)
神戸大学発達科学部人間環境科学科
 丑丸 敦史 助教授
群馬県立高崎女子高等学校

講義風景
〜講義の概要〜
 神戸大学発達科学部助教授の丑丸敦史先生に「花の進化がもたらした地球環境の変化」という演題で講義をいただいた。まず植物の進化、花とそれにかかわる動物たちとの関係などから、私達の身のまわりに存在する花の形態にどのような意味があるのかということを、実際の花を使ってわかりやすく説明してくださった。また、被子植物と昆虫との共進化についても詳細に語って頂いた。講義の後半には、ラン科やバラ科・キク科などの植物を実際に手で触り、分解して花の構造を観察した。身近なところにも深い科学が関わっているということ知ることができ、大変興味を惹かれた生徒が多かった。

〜生徒の感想〜
植物の進化が動物の行動を変える、ということはイメージしやすく、講義の前に、「花が進化することで動物の行動が変わって、それが地球の環境も変えた」という意味だろう、と予想しいていた。しかし、花の進化と動物の行動の関係が、予想以上に深いことがわかり、とても驚いた。花の今までの進化の過程に興味を覚えると同時に、これから花はどのように進化していくのだろう、と疑問を持った。
今まで宇宙や遺伝子など、未知の分野について学んできましたが、私たちの身近にある花についての講義ということで、とても興味深く学ぶことができました。花の形にもそれぞれちゃんと理由があり、私達が考えつかないような工夫がなされていることに驚きました。身近であるにもかかわらず、植物についてあまり考えたことがなかったので、改めて植物の進化に感動しました!私はこういった内容に興味があるので、このような分野を追求してみたいと思いました。その他にも、植物をヒトとの関係などを幅広く学ぶことができて、興味深い講義でした。
花は1億年前に誕生したということを初めて知った。花は花粉によって子孫を残すが、同動物によって花粉を媒介される花は、種類や色に似ている点があるということに驚いた。また、人間がカラービジョンで物を見ることができるようになったのは、果実や新芽の色を見るためだったというのも初めて知った。普段は、それが当たり前と思っていることが、身近なものを調べることによって、その根源がわかるのだなぁと思った。小さい頃花が好きで、毎日花の事典を見ていたので、また引き出して見たくなった。
講義風景
講義風景
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