〜見えない流れを見る!〜 2005年3月4(金)
東京大学生産技術研究所
 大島 まり 助教授
群馬県立高崎女子高等学校

講義風景
〜講義の概要〜
 私たちの身の回りにある流れを生かした機械を取り上げ、流れの作りだす性質がどのように生かされているのか、煙風洞を用いた実験を通して学んでいく。本講義では、煙風洞を用いた可視化実験を通し、複雑な流れの神秘を解き明かしていく。(大島先生より)

 使用した煙風洞は、組み立て式・移動可能であり、実際に空気の流れを目で見て確かめることができた。また、非常に広範囲な分野が関連していることがわかり、生徒はあらためて各分野の横の広がりやつながりについて認識を新たにすることができた。

〜生徒の感想〜
“流れ”と聞くと、まず思い浮かぶのは水で、空気の流れはわかってはいても、実際に目に見えないので、流れとしてとらえてはいなかった。しかし、今日の講義で、自分の目で空気の流れを見ることができて、これからは車や電車に乗るときにも、空気の流れを考えてみようと思った。車と空気の流れの関係について、もっと知りたいと思う。また、単に水や空気の流れだけではなく、他の様々なものの流れについても知りたい。
私は、身近な物(ゴルフボール、飛行機の翼、車など)は、なぜそのような形をしているのかと思っていましたが、空気の流れが深く関係していることがよくわかりました。実際に風洞装置で可視化された空気の流れを見ることができてよかったです。この流れの研究が、人間の血液の流れにまで関連していくとは驚きでした。医学とのつながりが強く、とても高度な研究だと思いました。
今日は、目に見えなくてもあらゆるところに流れが存在していることがわかった。空気の流れの抵抗を小さくするために、どうしてゴルフボールに凹凸があるのか、また車や新幹線がどうしてあのような形をしているのか、その理由が実験を通してわかった。また、剥離という現象が、物体にもたらす影響を、今日初めて知った。円柱や翼(よく)などの、わずかな変化で流れが変わっていく様子は、角度や大きさによって微妙な変化をもたらしていて楽しかった。
講義風景
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