〜ホルモンと生殖〜 お茶の水女子大学理学部生物学科
 千葉 和義 助教授
群馬県立高崎女子高等学校

 7月11日(金)、お茶の水女子大学理学部生物学科の千葉和義助教授の講義を聴き、指導のもと実験を行いました。

講義風景
 まずは、生殖方法について学びました。なんと、生物体の遺伝子は、日々傷ついているそうです。その傷を修復するのに染色体の交換があり、 その染色体の交換=交叉のおかげで生物種は進化し、環境に適合する卵を作ることが出来る、ということを知りました。
講義風景
 実験は顕微鏡でウニの卵細胞を観察するというものです。最初にホルモン入りの卵巣と、そうでないものを用意します。 その後、卵巣をピンセットでしごき、卵細胞を取り出します。
講義風景
 ホルモンを受けた卵細胞は、それまで休止していた減数分裂を再開します。この時、卵母細胞の中の 巨大な核(卵核胞)の核分裂(卵核胞崩壊)が起こり、核膜が消えていきます。その様子を、顕微鏡でじっくりと観察しました。
講義風景
 ホルモンの投与から約30分後、さらに精子を卵母細胞に投与し、ゆっくりと受精膜が形成されてゆくのを観察しました。 受精後約30分で、細胞内に第一極体が形成されます。極体はとても小さく、また細胞は立体なので向きがうまく合わないと、平面的な顕微鏡では観察できません。 皆、我先にと顕微鏡をのぞき込み、極体の発見に苦労しました。
講義風景
 最後に実験についての補足説明や細胞が自ら死んでゆく、アポトーシスという現象についてのお話を伺いました。 そして、人間に与えられた性の意味について熱く語っていただきました。
〜生徒の感想〜
・講義を聴いて性の尊さ、両性の存在理由がはっきりと分かった。
・生命の神秘や不思議を感じることができた。
・実験はとても興味深くて、楽しく行うことができた。
・実験を通して、より深い理解を得られました。
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