〜宇宙と人間の接点を求めて〜 東京大学大学院理学系研究科
 永原 裕子 教授
群馬県立高崎女子高等学校

 永原裕子教授は、宇宙の物質などについて研究をなさっており、誠実そうな方でした。

講義風景
1. 星の一生と元素の起源
宇宙の始まりは、H、Heのみであった。第一世代と呼ばれるこれらの星は、核融合によりH→Heとなり、生まれ、最後は超新星爆発で核融合が終わり、新しい元素ができる。


2. 宇宙における固体物質の起源と進化
赤外線による観測により、ダストが発見された。
Mg、Si、Oからなる結晶質(かんらん石、輝石、石英)、非晶質ダスト、芳香族有機ダスト、末期の星で作られた結晶質ダスト。
星間空間で非晶質化、次星代の星の原材料となる。


3. 初期太陽系における固体物質の変遷
今から45.6億年前、太陽系初期にガスから鉱物が凝縮。
凝縮温度により、CAI、コンドリュール、マトリックスを作り、4000万年後には小天体となる。
小天体の集積により、微惑星、その集積により惑星が形成。


〜生徒の感想〜
「宇宙はいつできたのだろう…」、「宇宙はどこまで続いているの?」そんな誰もが一度は考えたり思ったりしたことを、「宇宙と人間の接点は?」という形で考えていく。自分の世界から少し離れて考えることって素敵だなあ。
私たち人類は「宇宙の落とし子」かもしれない、という言葉が印象深かった。宇宙から全てが始まり、今こうして私たちの生活が存在していることが不思議で神秘的に思う。
「惑星はどうしてできたのか?」今まで考えたことがなかったので、今回の講義はちょっとした衝撃を受けました。宇宙の原子はだんだん固まって大きくなることを考えると、最後には宇宙は暗闇になってしまうのでしょうか?
ただ漠然と不思議に思っていたこと。見ているだけで満足していたこと。一歩進んで考えるとたくさんの事が見えてくる。私たちの生命はとても謎めいていて大切なものだと改めて考えさせられた。
講義風景
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