〜科学とはなんだろうか? 2004年6月3日(木)
早稲田大学政治経済学部
 長谷川 眞理子 教授
群馬県立高崎女子高等学校

講演の様子
〜講演の概要(長谷川先生より)〜
 自然科学とは、いったい何をする仕事なのでしょうか?学校では「理科」という科目がいくつかあり、物理、化学、生物などに分かれています。これらはみな自然科学ですが、自然科学とはそもそも何なのでしょう?
 「科学的」「非科学的」という言葉は、日常でもよく使われます。では、正確にいって、どういう方法や考え方であれば「科学的」で、どういう方法、考え方であれば「非科学的」なのでしょう?何が科学とそれ以外とを分けている基準なのでしょうか?「自然科学とは何だろう」という先の質問と関連していますが、「科学的」というからには何が必要か、一つの基準はあるでしょうか?
 さて、最近は科学が発展し、その結果としてのテクノロジーも驚くほどの進歩があります。しかし、世界中にはいろいろな問題があり、人間にはさまざまな必要があります。科学が答えを出し、解決できる問題は何で、科学が答えを出せない問題は何でしょう?「科学ですべてがわかるわけではない」という言い方をよく聞きますが、それは当然です。世の中はそんなに単純ではありません。それでは、科学ができることとできないことは何でしょう?

〜生徒の感想〜
私は今日、長谷川先生のお話を聞いて、科学というものに興味を持ちました。色々な科学者が発見した原理は、素晴らしいものだと思います。私も自然現象のしくみを知りたいし、先生のお話を聞いた今では、研究によって、常識と思われていた事を覆すのは、すごくおもしろい事だと思います。先生は、最近の人は科学に興味がなく、科学離れが進んでいると言われていました。これからの将来を生きていくのは私達なのだから、科学にもっと興味を持っていくべきなのだと思いました。けれど、全ての事が科学で解決できるとは思っていません。私はこれからもっと科学について考えていきたいです。
非常におもしろかった。自然科学系の話だから難しそうだと思っていたが、実際はとても興味が持てた。人文・社会科学系の領域まで含めて、広い分野の話が聞けて、大変勉強になった。以前、現代文で読んだ知識が役立ったり、倫理や歴史の話では、日々の勉強の知識が活かせておもしろかった。それ以上に、今まであまり興味が持てず、むしろ敬遠してきた”科学”というものの実態や本質を、少しでも知ることができた。日々の生活で、今日学んだ事はとても貴重なものになると思う。お話の最後の方にあった”科学離れ”の話も大変興味深かった。私も理科は苦手で、その言葉に見事に当てはまってしまう。しかし、今日の講演やSSH活動を通して、科学は私たちにとても身近で、なくてはならないものであるということを学んだ。今後は科学に、もっと積極的に興味を持ち、上手に付き合っていきたいと思った。
講演の様子
講演の様子
講演の様子
講演の様子
講演の様子



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