群馬県立高崎女子高等学校 エキサイティング・サイエンスV


 〜応用化学と人間生活の関わりについての実験・実習〜
   群馬大学工学部

5月18日    6月18日    7月14日


実験の様子

実験の様子
実験の様子
実験の様子
実験の様子
実験の様子

2004年5月18日(火)
  「「花の色は移りけり」”フォトクロミズム”光で色の変わる分子の合成実験」
 応用科学科
 堀内 宏明 助手
実験の結果をしっかり目で見ることができ、成功した事がわかると、とても嬉しかった。溶液にレーザー光をあてると、そこからどんどん黄色になっていくのがおもしろかった。カルコンを作る過程は、化学反応式で書くと、本当に簡単だけれど、実際に作ってみると、酸性にしたり、撹拌したりと、意外に時間もかかり大変だった。事前に資料を読んで、実験内容を把握したつもりだったけれど、初めて使う器具も多く、先生の指示通りにやっていただけで、あまり予習の意味がなくなってしまっていた気がした。何故ここで中和するのかなどの理由も、しっかり理解できていると、もっと良いと思った。
  「「化学反応によって無機塩の草木を育てて見よう」無機塩の結晶成長とその反応機構についての実験」
 材料工学科
 花屋 実 教授
この実験から、私は科学のおもしろさが少し理解できたと思う。無機塩の草木は色とりどりでとてもきれいで、興味をそそられた。ケイ酸ナトリウム水溶液に入れた全ての金属塩は、それぞれの成長の早さや形、色、全てが異なっていた。そのことが不思議で、自然に”知りたい”と思った。

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2004年6月18日(金)
「「日本の水は柔らかい?硬い?」キレート滴定法による水の全硬度の測定実験」
 応用科学科
 板橋 英之 教授
 
実験では、ミネラルウォーターと水道水を試飲して、結果を予測してから作業を行った。滴定は試料を正確に量ることが重要なので、とても大変だった。EDTAの滴定は難しく、赤から青へのほんの一瞬を見逃さずに実験をするのはとても神経を使った。当初の予想は外れてしまったが、滴定値から求めた水の高度(ppm)はほぼ合っていたので、成功したと思う。実験には正確さが必要だということが実感でき、とても勉強になった。
「「良い香りのする物質を作ってみよう」クロマトグラフィーによる反応混合物の解析実験」
 応用科学科
 普神 敬悟 助手
1対1でペアを組んで、大学生や大学院生の方と一緒に実験をさせていただいた。ジャスミン、メロン、パイナップル、アンズと、それぞれのグループで作る香りを変えた。作る元になるカルボン酸(酢酸)や、途中で使うトルエン、生成物の匂いはかなりきつかった。反応の化学式自体は、1つですんでしまうのだが、その物質を作るためには、意外に多くの操作が必要で、「簡単にできないから企業が作るんだよ」という大学院生の方の言葉に、なるほどと思った。群大の工学部に行くようになってから、科学に目を向けるようになった。科学は私が思っていた以上に、私たちの身近にいつもあるのだということが、分かるようになってきた。

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2004年7月14日(水)
「科学論文について」
 大学院ナノ材料システム工学 西村 淳 教授
論文は自分にはまだ関係のないものだと思っていたが、色々なことを知っておく必要があるのだと思った。論文が評価されるまでには、短期間の場合と、長期間の場合とがあるので、人から認められなくても論文は大事なのだと感じた。また、実際に論文を読んでみたが、英語力が必要なことがよくわかった。先生の、相手にするのは世界、という言葉が印象に残った。
「分子の構造はどのようにして決められるのか@」
 応用科学科 海野 雅史 助教授
「分子の構造はどのようにして決められるのかA」
 応用科学科 小竹 玉緒 講師
X線解析で、実際に分子の構造を見ることができて感動した。理論上でしかなかった世界を目で見ることができるなんて思ってもみなかった。あと数年後には、もっと具体的に見ることができるだろうと聞いて、科学の進歩を改めて感じた。
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