群馬県立高崎女子高等学校 エキサイティング・サイエンスT

2008年12月11日(木)
  お茶の水女子大学 分野別講義
お茶の水女子大学
生物学者になるまでの私、そして今思うこと 近藤 るみ 先生
カオス入門 〜天気予報はなぜ外れるのか〜 工藤 和恵 先生
大学での有機化学 矢島 知子 先生
研究者への道と虫由来天然染料の研究
 〜研究室での実験とブータンでの調査〜 都甲 由紀子 先生
身体運動を科学する 〜ダンサーから研究者へ〜 水村 真由美 先生


生物学者になるまでの私、そして今思うこと
お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 講師  近藤 るみ 先生

■講義の概要
1.

研究者について

2. 研究者は何をしているか
3. どうしたら研究者になれるか
4. キイロショウジョウバエ
5. 母性遺伝の調べ方
6. 日本人の起源
7. 人類の起源






■生徒の感想
近藤先生の講義を聴いて、研究者はとてもやりがいのある仕事であることがわかった。

遺伝の話の中で、ミトコンドリアのDNAの研究についてその視点がすばらしいと感じた。

今まで理科の実験は嫌いであったが、先生の講義を聴いて、実験の楽しさや、結果が出たときの満足感などを想像することができた。これからは前向きに実験にも取り組んでいきたいと思った

チンパンジーとヒトのDNAが非常に似ているということに驚いた。また、母性遺伝に興味を持った。

   
   
   
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カオス入門 〜天気予報がなぜ外れるのか〜

お茶の水女子大学 アカデミック・プロダクション 特任助教  工藤 和恵 先生

■講義の概要
1. カオス(Chaos
2. 物理学的カオス
3. 天気予報
4. フラクタル
5. 漸化式
6.  まとめ
7.  研究者としての生活








■生徒の感想
これからは天気予報を聞く時に、カオスの存在を意識していこうと思った。

実際に計算してみたり、グラフをなぞったりして楽しく講義を受けることができた。身近にもカオス・フラクタルの存在を知ることができて良かった。

計算でもほんの少しの誤差が積み重なるととても大きな誤差になると身をもって実感できた。

フラクタルの原理が自然界にも利用されていることを初めて知った。一つの数式からとても広い世界が広がっていることに感動した。

   
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大学での有機化学

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 助教  矢島 知子 先生

■講義の概要
1. 有機化学とは
2. 不斉触媒反応
  分割する方法・不斉補助基を用いる方法・不斉触媒法
3. 含フッ素化合物(含フッ素有機化合物とは)
 4. ラジカル不可反応






■生徒の感想
大学での研究室での研究の面白さや難しさを知ることができた。

フッ素が普段の生活の中で様々なものに使われていることに驚いた。

ラジカル不可反応など難解な言葉も出てきたが、来年の化学で学ぶのが楽しみになった。

・  天然で存在する有機化合物が9種類しかないことを知って驚いた。もっと化学物質について知りたいと思った。
   
   
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研究者への道と虫由来天然染料の研究 〜研究室での実験とブータンでの調査〜

お茶の水女子大学大学院 人間文化研究科  都甲 由紀子 先生


■講義の概要
1.

研究者とは?研究者になるには?
  @研究テーマ
  ・ラック染料で綿を染めたい
  ・その染着機構を解明したい
  A博士課程大学院生の生活
  B「虫由来の天然染料の研究」とはどんな研究?
    虫由来の天然染料の種類

2. ラック染料について
3. 光って何?→ 粒子であり、波でもあるもの
4.  私の研究:余っているというラック染料で、綿を染めることができる、環境に負荷の低い染料方法を探り、その染色方法の染着機構を調べる。
5.  ブータンについて
6.  文理融合:文系、理系にとらわれない研究が期待される時代になっている






■生徒の感想
身の回りの色々なものが染色に使われていることに驚いた。特にチョコレートのコーティングには驚きであった。

今回の講義で研究者の仕事について少し理解することができた。研究の面白さについてもわかったような気がする。

ブータンという国はあまりなじみのない国でしたが、昔からの伝統を大事に守り続けているということにとても魅力を感じました。

事前学習の際にインターネットでカイガラムシの画像を見ていたが、今回実物を見させていただき感動した。思っていたよりもずっと小さかった。

   
   
   
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身体運動を科学する 〜ダンサーから研究者へ〜
お茶の水女子大学大学院 准教授  水村 真由美 先生

■講義の概要
1. 自己紹介
講師が所属する学科紹介
2. 身体運動科学とは 
3.  競技力向上のための身体運動科学
4.  身体運動科学のもうひとつの顔〜健康のための身体運動科学〜
  トップアスリートのためのトレーニングから,健康を維持するためのごく日常的なエクササイズまで,幅広く身体運動科学について講義していただいた。
   







■生徒の感想
オリンピックで活躍する選手達が結果を残すためには、周りの研究者達の努力によるものだということを知り驚いた。

私もスポーツをやっているので、体のことを考えながら自分でできるトレーニングをコツコツと行っていきたいと思った。

将来スポーツ科学の方面に進学したいと思っていたので、大変興味深い講義であった。

オリンピック選手に限らず、スポーツ選手が大会で活躍する背景には、運動生理学やバイオメカニズムなどのスポーツ科学が大きくかかわっていることがわかった。

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