群馬県立高崎女子高等学校 エキサイティング・サイエンスT

2008年6月20日(金)
  分野別講義
地球再突入〜体の熱防御技術 舩津 賢人 先生
宇宙医学について 中里 龍生 先生
天体観測のABC 〜観ると測る〜 西原 英治 先生
宇宙開発とその果たす役割について 森田 直樹 先生
筑波宇宙センターでの宇宙開発最前線 西元 美希 先生


地球再突入〜体の熱防御技術
群馬大学大学院工学研究科機械システム工学専攻 助教授  舩津 賢人 先生

■講義の概要
1. 再突入の目的
  外惑星表面への到達・大気成分などのデータ取得・地球への帰還
2. サンプルリターン計画
3. はやぶさ
  太陽系はなぜできたか・小惑星からのサンプル・再突入・電気推進エンジン
4. 熱防御技術
  空力加熱・表面摩擦・鏡改装から表面への加熱。壁内の熱移送・高温ガスによる照射
5.  冷却技術
  軸射冷却胞・貯熱法・噴き出し冷却法・アブレーション冷却法 






■生徒の感想
宇宙工学についてだけでなく、夢と浪漫、時々『わくわく』を忘れないことが大事、そして本質を捉える力、他者を感じる力、先頭に立つ勇気が重要なのだということを学んだ。

専門用語が出てきて難しいところもあったが、先生のわかりやすい説明で宇宙への興味が一層深まりました。

日本の宇宙工学がものすごく発達していることに驚いた。

・  今回の講義の中で、耐熱素材について興味を持ち、宇宙工学についてもっと深く学んでみたいと思った。

   
   
   
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宇宙医学について
医療法人藤岡外科医院  院長  中里 龍生 先生
■講義の概要
1. 無重力状態
2.
無重力状態暴露によるからだの変化
3.  飛行後の骨ミネラル変化
4.  宇宙から帰った時の問題






■生徒の感想
人が宇宙に行ったときの、骨量の減少や体液の移動など、それらが人体に与える影響などを興味深く学ぶことができた。

無重力状態では自分が予想していた以上に人体は変化し、影響を受けるということがわかった。

宇宙飛行士たちを精神面で支えることも重要であることがわかった。


宇宙は神秘の宝庫である。人類は無限の可能性があり、それを人類の挑戦する心、好奇心で引きのばしていくことが生きている証であると私は考える。

   
   
   
   
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天体観測のABC 〜観ると測る〜
県立ぐんま天文台  専門員  西原 英治 先生

■講義の概要
1. 見るということ
2. 観測と観察のちがい
3. 光子
4.
5. 光が粒である証拠
6. 光に波の性質がある証拠
7. 撮像と分光
8. 画像の一時処理
9. 宇宙の探究を行なう環境






■生徒の感想
普段目に映る空が錯覚に満ちているということが衝撃的であった。本当の空はどこにあるのだろうと考えるようになった。

「宇宙を観る」ということは、私たちの存在の意味を知ることにつながるのではないかと思った。

宇宙について考えることができる機会が与えられて本当に良かった。

・  よく見る天体写真は、たくさんの加工や修正が行われているのだということに驚いた。

・  天体観測とはただ望遠鏡で星を見るだけと思っていたがそうでないことがわかった。

   
   
   
   
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宇宙開発とその果たす役割について
IHIエアロスペース 宇宙技術部 液体推進技術室  森田 直樹 先生

■講義の概要
1. 宇宙開発の分野
2. 世界の宇宙開発体制
3. 日本の宇宙開発体制
4. 近代ロケットの歴史
5. 日本の宇宙開発の歴史
6. 現在のロケット
7. 日本の衛星ロケット
8. ロケットの主な開発試験
9. スペースシャトルについて






■生徒の感想
宇宙に関する話を聞くことができてよかった。宇宙開発といっても様々な分野があり、一つ一つの分野についてもっといろいろ知ってみたいと思った。

ロケットの構造には以前から興味があったが、講義を聞いてさらにもっと知りたいという気持ちが高くなった。

現在日本の科学技術は優れているが、環境への配慮も今後必要になってくると改めて痛感した。

日本でも積極的に宇宙開発に取り組んでおり、1955年のペンシルロケットから様々な発展を遂げて人工衛星の技術は世界のなかでも有数であることをはじめて知った。

   
   
   
   
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筑波宇宙センターでの宇宙開発 最前線
宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター  西元 美希 先生

■講義の概要

・講師の研究分野について
 人工衛星の構造解析(構造強度など)
・ロケットの研究開発について
  H-UAロケットの概要(人工衛星きずなを宇宙にあげるため)
 ロケットはなぜ飛ぶのか、フォケットの仕組み、ロケットエンジンの工夫、燃料について
・人工衛星の研究開発について
 @気象A通信放送B測位C地球観測D月・惑星探査E技術試験
・人工衛星がたえるべき試練
 有人宇宙開発について
 国際宇宙ステーション(ISS)、MLI(多層断熱材)の実物提示など
・宇宙飛行士星出さんの宇宙での活動映像など放映
 大切なことは続けていくこと。興味を持ったことを大切に







■生徒の感想
宇宙開発の話と聞いて計算など必要で難しいものだと思っていたが、映像や絵などもたくさん出てきて非常にわかりやすかった。

途中でクイズが出てきたりしてとても楽しく講義を受けることができた。JAXAの女性職員の話を聞くことができて良かった。

宇宙にはたくさんの可能性があり、私も何かしてみたいと思うようになった。

宇宙にはたくさんのゴミがあることを知り、これからはその対策も必要であると思った。

   
   
   
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